チェルノブイリ・ハート

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映画『チェルノブイリ ハート』
(アカデミー章短編ドキュメンタリー賞受賞)

2011年7月27日(水)11:30~12:45
福島みずほさんの呼びかけで、衆議院第一会館で上映会があり、
急遽行って来ました。

2002年制作された『チェルノブイリハート』と
その6年後に制作された『ホワイトホース』が上映されました。


そして、今回「チェルノブイリハート」という意味を初めて知りました。

重度の心臓疾患があり、心臓に穴があいて生まれてくる赤ちゃんの
心臓のことを、ウクライナ人は、『チェルノブイリハート』と呼ぶ
のだそうです。


年間300人の子供達が心臓手術を必要としていて、
7000人の患者が心臓手術を待っているのです。

衝撃だったのは、ベラルーシのゴメリ市立産院での医師の話です。
健常児が生まれる確率は15~20%。放射能の影響があります。」と。
数字が逆の間違えなのではとと思ったのですが、間違えではなかった。

かなり辛い映像のドキュメンタリーでした。
真実を知ることの勇気を持つことです。
真実を知らなければどうすることもできないからです。


8月13日(土)から緊急公開されます!
●『チェルノブイリハート』公式サイト
http://www.gocinema.jp/c-heart/index.html
 
・ヒューマントラストシネマ渋谷
・銀座テアトルシネマ   
にて。

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『チェルノブイリ・ハート』レジメ メモ(いただいた参考資料より抜粋)
【チェルノブイリ原発事故】
1986年4月26日チェルノブイリ(ソ連、現ウクライナ)原子力発電所4号炉で
爆発事故が起き、国際原子力事象評価尺度(INES)において、最悪のレベル7に達した。
4号炉は炉心溶解(メルトダウン)ののち爆発、放射性降下物は
ウクライナ、白ロシア(現ベラルーシ)、ロシアをを汚染した。
原発から北東約350kmの範囲内には、「ホットスポット」(高濃度汚染地域)が
約100ヶ所点在し、農業や畜産業は全面禁止となった。

【映画の内容】
190トンの放射性ウラニウムと放射性黒鉛が空気中に拡散。のべ60万人
のリクビタードル(清掃人)が大量の放射能を浴び、13,000人以上が死亡。
避難民の総数は40万人を越え、汚染地域では2,000以上の集落が廃村となった。
だがひときわ大きな放射能被害を受けたのは子供達だった・・・・
◆ベラルーシ・ミンスク市(爆心から300km)
 甲状腺ガン治療専門病院。甲状腺ガンは10代の青年達に多く、手術をうけたばかり。
いずれもゴメリ州(爆心から100kmの汚染地域)の出身者。
医師は、チェルノブイリ事故当時幼少期や思春期だった子供に多発と言う。
◆ノヴィンスキ精神病院(ミンスク郊外)
 この病院には重度障害児が収容されている。脊髄損傷と脳性マヒのこ、全員知的障害を持つ。17~18歳になると成人用の精神病院に移送(半監獄状態)される。障害児は増加傾向にあり、遺伝子の破損も増えた。放射能との因果関係は実態からしか汲み取れない。
事故以来、障害児の出生率は25倍に増えている。
◆強制退去地域・・ほとんどの住民は1986年に避難したが・・・チェルノブイリから240kmセシウム137の汚染地域。放射性物質は内部被爆すると筋肉に蓄積する。
◆ある高校・・・チェルノブイリから200kmの汚染地域、高校生の体内にある
セシウム137を調査。いつも食べているジャムの瓶の数値は高かった
◆ゴメリ市・・・チェルノブイリから80km、人口70万人
遺棄乳児院「ナンバーワンホーム」には、水頭症の子が多い。
◆ゴメリ市立産院
 ブラコフスキー医師「健常児が生まれる確率は15~20%。放射能の影響があります。」
子供達は出世後、免疫システムが弱く、ベラルーシの乳幼児死亡率は、ヨーロッパ諸国の3倍。
◆ゴメリ市立小児病院
 12歳の少女は心臓に重大な欠陥がある。同じ病気に苦しむ患者が7,000人心臓手術を待っている。
◆ミンスク第一小児病院
 ミンスクには14名のアメリカの手術チームが来ていた。
米人医師「この子は心房中隔欠損症で二つの心房の間に穴が空いている。
手術で塞ぎます」ターニャは手術を控え両親は心配そうに見守る。
ノヴィック医師「患者は別の病院で手術不可能と言われた。重度の
心臓疾患があり、このままなら確実にシム。ターニャの心臓は二つの穴
があき、ウクライナ人が『チェルノブイリ・ハートと呼ぶ。左右の心室の
穴を塞ぐ手術だ』」
年間300人の子供達が心臓手術をしている。

◆『ホワイトホース
 マキシム・スルコフは事故当時、チェルノブイリから3kmのウクライナ共和国
プリピャチに住んでいた。4万8千人の住民は全員避難した。事故から20年(2006年)
マキシムは家に戻った。
荒れ果てているが家は残っていた。
『親戚の10人もががんで死んだ。放射能と無関係だと言われることを僕が信じると思うかい?
僕もそれで死ぬんだ。まったくの犬死さ』

この撮影の1年後、マキシムは死去した。享年27歳
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Commented by hanatomo31 at 2011-07-29 16:36
きっと観にいくと思います。ありがとうございます。
健康な赤ちゃんの生まれてくる確率がそんなに低いなんて。
そうでなくても、日本の今後の出生率がまたがくんと落ちるのではないかと思う日々です。
Commented by sawatans at 2011-07-29 22:53
hanatomo31さんこんにちは。
私もこの数値を初めて聞いて耳を疑いました。
健康な子供が生まれてくる確率がそんなに低いなんて、
どんどん人口が減ってしまいます。
日本もなんとかしなければ大変なことになってしまうのかと
不安でいっぱいです。
by sawatans | 2011-07-29 15:51 | NO NUCLEAR | Comments(2)

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