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遺伝子組み換え作物 ※追記11.06.12

ああ、日本でも遺伝子組み換え作物が承認されそうなのです。

農林水産省は6月21日まで意見・情報の募集(パブリックコメント)をしています!
農林水産省ホームページ
意見・情報提出はこちらから!
※追記(こちらになかなかたどりつかないとのことだったので、リンクしておきます。)
不親切でごめんなさい。

●→やすだせつこさんのブログ(今回の対象植物の詳しい説明が書いてあります。)

GMO問題は、ずっと気にしていたことなのですが、
震災後の原発の問題などで頭がいっぱいで、こんなことになっているとは!

遺伝子組み換え作物の(F1)、除草剤を売っている巨大企業のモンサント会社の構造は、原発にむらがる利権構造とまったくもって似ていると思います。

モンサント社は、ベトナム戦争で作った枯葉剤などを作った会社。
なんと、非核爆薬起爆装置(核爆弾の部品)も作っている。
<映画:ダークサークル(1982年)より>







●簡単に言うと、
遺伝子組み換え作物は遺伝の操作により、
虫がその植物を食べると死んでしまう特徴をもつ。
その遺伝子操作には大腸菌が使われている。

基本的に、F1種で次世代の作物を作れないので、
毎年種を買わなくてはならない。

また、除草剤の耐性ももっていて、
モンサント社の除草剤をかけると、他の植物は枯れ、
その作物だけ生き残る。
さすが枯葉剤の専門会社だ。

つまり、モンサント社の種とセットで除草剤を
毎年買わなくてはいけないというしくみらしい。

植物だから花粉は近隣の関係ない作物にも飛んで交配してしまい、
その近隣の被害者は、逆にモンサント社から特許権の侵害
だと訴えられている。(カナダなど)

そのような巨大な会社なので、アメリカの政治家などは
次々と買収されて、遺伝子組み換え作物も次々と認可されてしまう。
 農家はそれを採用すると、国から補助金がでるため、
どんどん増えてきてしまっているのが現状らしい。


●ドイツでは2009年4月にモンサントと戦い、遺伝子組み換えトウモロコシ
を禁止。
●オーストラリア政府も、遺伝子組み換えトウモロコシ(MON863)
の輸入を禁止する処置を行った。
(モンサント社による臨床報告が改ざんされているのが判明し、これを受けてオーストラリアが輸入の禁止を行ったのである。MON863の欧州委員会の臨床試験では、マウスに重大な肝臓障害が生じるとこが証明されているそうだ。)

日本もなんとしても止めたいです!
※現在日本の法律では、遺伝子組換え原料を使用した商品への表示義務が
非常にゆるく設定されています。そもそも、原材料の3番目までしか表示義務
がなく、遺伝子組み換え原料が使われていても、そのように表示する必要が
ないもの(油・醤油などの食品や家畜への飼料)や、基準があっても含まれる
量が5%以上でないい限り表示をしなくてもよいもの(大豆・トウモロコシ・菜種
を原料とした食品)があるのです。
 さらに5%未満の基準を満たしていれば、「遺伝子組換えではありません」
と表示することが可能なため、表示に頼って買い物をしても、避けること
ができないのが現状です。(TRUE FOOD GUIDEより抜粋)
もうすでに日本でも、
食用油などは、表記の義務がないので、遺伝子組み換え不分別です。
調味料などは、5%以下なら表記の義務は無いのです。

※正確な情報に書き換えました。(6/14)

これもただちに影響は無いと思いますが、
私達の次の世代、または次の次の世代に影響が無いなんて、
誰も保障してくれないんです!


私も、パブリックコメントを頑張って書いてみます。
そして、もしよろしければ、このパブリックコメントについて、みなさまのところにもリンク
していただけれると心強いです。
by sawatans | 2011-06-09 01:32 | NO GMO

パンのこと、美味しいこと、日々のこと


by sawatans
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